2025年11月5日

ミニチュア人形展示のお披露目と屏風型の看板除幕式などを行いました。

10月31日、二条城にて、寛永行幸四百年祭についてのほか、京都文化博物館、二条城障壁画展示収蔵館、泉屋博古館との連携事業についての記者発表を行いました。多数のメディアの方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

寛永行幸四百年祭のプロデューサーを務める、Living History KYOTO濱崎加奈子代表より概要説明
京都文化博物館主任学芸員の西山剛さん
元離宮二条城事務所学芸員松本直子さん
泉屋博古館学芸部長の実方葉子さん

その後、二条城番所での寛永行幸行列の一部を表現した1/4スケールのミニチュア人形展示のお披露目と、「寛永行幸四百年祭」を記念し制作された屏風風看板の除幕式を実施いたしました。

「二条城行幸図屏風」(複製、泉屋博古館所蔵)の前に並べられた人形は約100体。装束や装飾品、牛車や鳳輦など精巧に再現されており、行幸の賑わいが伝わってくるようです。二条城へお越しの際には、2026年12月6日に開催する再現行列を想像しながら、じっくりご覧ください(展示は2025年12月7日まで。二条城への入城料が必要です)。

また、屏風型の看板も、「二条城行幸図屏風」をモチーフに、行幸の華やぎを感じさせるデザインです。こちらは東大手門前に設置され、堀川通からも見ることができます。二条城の前を通る際にはぜひご注目ください。

協力:株式会社井筒企画様(ミニチュア人形展示)、株式会社ワン・ワールド様(屏風型の看板)

早速当日の様子をご紹介いただきました。こちらに一部記載をさせていただきます。ありがとうございます。

●MBS「400年の時経て…江戸時代初期の「寛永行幸」を都大路で再現へ 来年12月 区間は京都御所~二条城で調整」(2025年10月31日)

●朝日新聞「江戸初期の京を彩った寛永行幸 26年12月に再現 二条城へ行列」(2025年10月31日)

●KBS京都「江戸時代の「寛永行幸」行列 京都市内で来年再現へ」(2025年10月31日)

●京都新聞「京都市中京区の二条城で「寛永行幸」ミニチュアお目見え 2026年に400年祭」(2025年10月31日)

●読売オンライン「徳川将軍家が後水尾天皇を二条城に招いた「寛永行幸」を再現へ…来年、京都で開催」(2025年11月1日)

●美術手帖「「寛永行幸四百年祭」が京都で開催。江戸時代の「寛永文化」が令和によみがえる」(2025年11月4日)