2025年11月24日に寛永文化講座「徳川将軍家の権威――二条城の構造と変遷」を、主催・寛永行幸四百年祭実行委員会、共催・Living History KYOTOにて開催しました。
ご登壇いただきましたのは、東京都江戸東京博物館学芸員・齋藤慎一氏です。後水尾天皇を迎えるために大規模な改修が行われた二条城。慶長期とは様式が変化した天守や石垣などに着目し、寛永行幸にあたって徳川秀忠・家光親子がどんな意図を持っていたのか、そして二条城のどこに徳川家の権威を表現したのかなど、各地の城の写真を交えてお話いただきました。
寛永行幸がいかに歴史の転換点であったかを、実感いただけたのではないかと思います。齋藤先生、そしてご来場くださった皆様、ありがとうございました。


