2026年4月19日、寛永行幸四百年祭 開幕記念講演会「寛永行幸四百年祭 開幕記念講演会 美のかたちと空間 ―寛永という時代」を、主催・寛永行幸四百年祭実行委員会、共催・Living History KYOTOにて開催しました。

ご登壇いただきましたのは、サントリー美術館主任学芸員柴橋大典氏と復元模型作家の島充氏。

第一部は、柴橋先生のご講演「寛永の雅 ―“きれい”という美意識の誕生と展開」です。サントリー美術館では、2018年に「寛永の雅―江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽」という展覧会を開催されました。柴橋先生には、本講演会でも当時のお話を交えつつ、寛永文化の美意識について狩野探幽の絵画表現を例にとりながらお話しくださいました。キーワードは “つまらない”。その意味と、なぜ“つまらない”美が求められたのかなど、寛永時代を読み解くヒントがたくさん詰まったご講演でした。

また、続く第二部では島先生に「華麗なる寛永行幸の舞台 ~模型復元が解き明かす二条城寛永天守の実像~」と題してお話しいただきました。寛永期の改修によって誕生した二条城の姿を丁寧におさえながら、とくに現在見ることができない天守について、図面や復元した映像を用いて詳しく解説していただきました。会場には島先生が制作された精巧な復元模型を展示していただき、参加者の皆さんには寛永時の二条城の姿に思いを馳せながら、お楽しみいただけたことでしょう。


両講演の間にはティーブレイクを挟み、会場であるANAクラウンプラザホテル京都様のご協力にて、ドリンクと軽食のご提供をいただきました。ありがとうございました。



今回の講演会は、より多くの方にご参加いただけるようこれまでの文化講座よりも定員を増やして開催させていただきました。200名以上の方がご参加くださり、4月の開幕を盛り上げる講演会とすることができました。
