≪寛永行幸をもっと知る≫デジタル史料・学術論文、書籍紹介

寛永行幸、寛永文化に関する史料や論文、書籍等をご紹介します。

史料集

  • 徳川実記

  • 寛永行幸記

    寛永行幸記 2巻【全号まとめ】 - 国立国会図書館デジタルコレクション

    寛永3年(1626)9月6日、後水尾天皇が二条城に行幸、前将軍徳川秀忠、3代将軍家光と対面した。本書は漢文でこの盛儀を記録したもの。別に刊行された絵巻の『寛永行幸記』と区別し「真名本」と呼ばれる。古活字版。刊記はないが、上巻首に著者以心崇伝の自序があり、寛永三歳在丙寅菊月(9月)となっているので、寛永3年または翌年の刊行と推測される。序の末尾1行は活字でなく埋木、また和歌を記した上冊第73~86丁も整版である。ところどころに、誤植の文字を切り抜き、正しい字を押印した紙を裏面から貼った象嵌法による文字の訂正がある。「齊藤文庫」「時習館図書之印記」を捺す。以心崇伝(1569-1633)は臨済宗の禅僧で南禅寺塔頭金地院に住し、家康の側近として政治に関与、黒衣の宰相と称された。

  • 寛永行幸記 2巻

    徳川実紀 第2編 - 府立京都学・歴彩館 歴史資料アーカイブ

    後水尾天皇の二条城御幸の記録。原本は臨済宗の学僧以心崇伝によって著された。以心崇伝は京都の人で、徳川家康の側近。僧録司となり、公家・武家・諸寺諸宗の法度の制定に関わり、「黒衣の宰相」と呼ばれた。諡名、円照本光国師。著作として『異国日記』『本光国師日記』などがある。現存する写本も多いが、本書は古活字本。 古活字本とは、文禄年間(1592~1596)から慶安年間(1648~1652)に刊行された活字本のことである。江戸末期に刊行された活字本と区別して、そのようにいわれる。

  • 寛永行幸絵巻

    寛永行幸絵巻 2巻 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ

    寛永三年九月後水尾帝の二條城行幸の次第を描ける行列絵巻にして中巻は詞章のみなり。絵は彩色を施し字は活字を以てす。伝存多からず。上下両巻は偃武修文葆光薬室石田勝秀の印記ありて別物の表紙を施し美装す。中巻は後に補ひて三巻完備せるなり。中巻は仮装なり。巻上下と巻中とは別々に購入せられしため図書番号を異にすれども正に共とすべきものなり。(出典: 鈴鹿目録中巻 p.205)

  • 寛永三年行幸記

  • 後水尾天皇二條亭行幸略次第

  • 後水尾天皇二条城行幸次第(寛永11年9月・1巻)

  • 後水尾天皇行幸騎置馬覚(二条城・寛永3年9月6日)

  • 後水尾天皇二条城行幸目録

  • 後水尾天皇二條城行幸式御獻立次第

  • 後水尾天皇二条城行幸之御献立次第(寛永3年)

  • 二條城行幸和歌御會御座席圖

  • 二条城行幸之節御製並良恕親王等和歌

  • 二條城行幸之節將軍家光御所御迎行列差定覺

  • 林道春書状(寛永3年10月10日・出納式部少輔宛・後水尾天皇二条城行幸御列の件)

学術論文

書籍等

【二条城】

西和夫 『姫路城と二條城』 (名宝日本の美術 第15巻) 小学館 1981年

『二条城 京洛を統べる雅びの城』 (歴史群像 名城シリーズ 11) 学習研究社 1996年

東京都江戸東京博物館 京都市元離宮二条城事務所ほか編 『江戸東京博物館開館20周年記念 二条城展』 図録 東京都江戸東京博物館 2012年

スポーツ・文化・ワールド・フォーラム京都実行委員会編『スポーツ・文化・ワールド・フォーラム 二条城文化イベントガイドブック』 スポーツ・文化・ワールド・フォーラム京都実行委員会 2016年

京都市文化市民局元離宮二条城事務所編 『重要文化財二条城東大手門修理工事報告書』 (第九集) 京都市文化市民局元離宮二条城事務所 2017年

徳川美術館編『徳川美術館ガイドブック』 (改訂第2版) 徳川美術館 2019年

リーフ・パブリケーションズ編 『世界遺産 二条城公式ガイドブック』 京都市文化市民局 元離宮二条城事務所 2019年

Living History in 京都・二条城 協議会編 『Living History in 京都・二条城寛永茶会 ~菊と葵~』 冊子 Living History in 京都・二条城 協議会 2020年

千田嘉博『城郭考古学の冒険』 幻冬舎 2021年

濱崎加奈子『京都かがみ』 エムディエヌコーポレーション 2021年

元離宮二条城事務所編 『二条城二の丸御殿障壁画ガイドブック』 (増補改訂版) 元離宮二条城事務所 2021年

Living History in 京都・二条城 協議会編 『Living History in 京都・二条城大正大饗 ~菊と葵~』 冊子 Living History in 京都・二条城 協議会 2021年

Living History in 京都・二条城 協議会編 『Living History in 京都・二条城大政奉還 ~菊と葵~』 冊子 Living History in 京都・二条城 協議会 2022年

【行幸】

泉屋博古館編 『二条城行幸図屏風の世界 天皇と将軍 華麗なるパレード』 サビア 2014年

【寛永文化】

冷泉為人監修 『寛永文化のネットワーク 『隔蓂記』 の世界』 思文閣出版 1998年

熊倉功夫 『寛永文化の研究』 (熊倉功夫著作集 第5巻) 思文閣出版 2017年

サントリー美術館編 『寛永の雅江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽』 図録 サントリー美術館 2018年

MIHO MUSEUM 田中敦子ほか編 『大徳寺 龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋』図録 MIHO MUSEUM 2019年

【後水尾天皇】

熊倉功夫 『後水尾天皇』 中央公論新社 2010年

【徳川和子】

久保貴子 『徳川和子』 吉川弘文館 2008年

【小堀遠州】

森蘊・恒成一訓 『小堀遠州』 創元社 1974年

小堀宗慶編 『小堀遠州茶会記集成』 主婦の友社 1996年

市立長浜城歴史博物館編 『小堀遠州とその周辺 寛永文化を演出したテクノクラート』 市立長浜城歴史博物館 1997年

『小堀遠州の庭』(週刊日本庭園をゆく29) 小学館 2006年

熊倉功夫 『小堀遠州茶友録』 中央公論新社 2007年

深谷信子 『小堀遠州の茶会』 柏書房 2009年

深谷信子 『小堀遠州 綺麗さびの茶会』 大修館書店 2013年

【庭園】

田中正大 『日本の庭園』 鹿島出版会 1967年

斎藤英俊 『桂離宮』 (名宝日本の美術 第21巻) 小学館 1982年

【座敷飾り】

矢野環『君台観左右帳記の総合研究』勉誠出版 1999年

【能楽】

表章 『喜多流の成立と展開』 平凡社 1994年

宮本圭造 『上方能楽史の研究』 和泉書院 2005年(国立国会図書館所蔵)

【出版】

中野三敏 『書誌学談義 江戸の板本』 岩波書店 1995年

鈴木俊幸 『江戸の読書熱 自学する読者と書籍流通』 平凡社 2007年

今田洋三 『江戸の本屋さん 近世文化史の側面』 平凡社 2009年

【儀礼】

二木謙一 『中世武家の作法』 吉川弘文館 1999年

二木謙一 『武家儀礼格式の研究』 吉川弘文館 2003年

【器】

岡佳子 『国宝 仁清の謎』 角川書店 2001年

岡佳子 『近世京焼の研究』 思文閣出版 2011年

茶道資料館編 『夏季特別展 京三条せともの屋町』 図録 茶道資料館 2012年

【香道】

北小路功光・北小路成子 『香道への招待』 淡交社 2004年

香道文化研究会編 『香と香道』 (第四版) 雄山閣 2011年

【茶】

谷端昭夫 『公家茶道の研究』 思文閣出版 2005年

行幸行列再現まであと●日!