寛永3年(1626入後水尾天皇は徳川幕府2代将軍・徳川秀忠、3代将軍・徳川家光の招きにより、京都・二条城へ行幸されました。
この「寛永行幸」は、公家と武家という異なる文化圏が出会い、互いの美意識を共有した、日本史上きわめて象徴的な出来事でした。
行幸行列には伊達政宗ほか、全国の大名たちも参列しました。
そして、二条城を舞台に五日間にわたり、能楽、舞楽、和歌など多彩な饗応が行われたのです。
本講演では寛永行幸の歴史的意義、そして、この時代において能が果たした役割について紐解きます。
日本文化が大きく花開いた寛永という時代、そして、その時代に能を愛した伊達政宗にちなんだエピソード、さらにはゆかりの演目を仕舞で上演いたします。

開催日時
2026年8月29日(土)
13:30~15:00(開場13:00)
会場
仙台市博物館
〒980-0862 宮城県仙台市青葉区川内26番地
仙台市地下鉄東西線「国際センター駅」下車徒歩8分
※駐車場には限りがございます。公共交通機関をご利用ください。
※企画展「伊達政宗からの挑戦状―わがクイズに答えよ!」開催中
定員
200名(申込制・聴講無料)
※応募多数の場合は抽選となります。
講演内容
≪第一部≫対談「寛永文化と能」
林喜右衛門氏 × 濱崎加奈子
≪第二部≫仕舞「実盛」
林喜右衛門氏・山中迓晶氏
≪第三部≫クロストーク
林喜右衛門氏 × 山中迓晶氏 × 濱崎加奈子
講師プロフィール
林喜右衛門氏
能楽師シテ方観世流
1979年京都生まれ。京都で「謡」をつないできた京観世五軒家のうち唯一残る林喜右衛門家の十四代当主。林家の家紋は、寛永行幸の際に上洛した伊達政宗に献上した州浜団子と、その返礼に政宗より賜った銀玉を意匠としたものとされている。現在は京都・東京・岡山・鳥取に稽古場を持ち、謡と仕舞の指南にあたる。重要無形文化財保持者(総合認定)。令和5年度京都府文化賞奨励賞、令和7年度京都市芸術新人賞受賞。
山中迓晶氏
能楽師シテ方観世流
観世流梅若会所属能楽師。大阪市出身。仙台市在住。2歳で初舞台を踏む。京都造形大の非常勤講師を務めた後、梅若六郎家に入門。能の愛好家を育て「緑蘭会」を主宰し、現代における能の可能性を求め、既存の能楽にとらわれない自由な発想と行動カで幅広く活躍。幼稚園から社会人まで、それぞれに向けたレクチャーも好評を博し、能を未来につなぐ、橋渡しとなっている。
濱崎加奈子
寛永行幸四百年祭プロデューサー
公益財団法人有斐斎弘道館代表理事。一般社団法人LivingHistoryKYOTO代表理事。京都府立大学准教授。京都市教育委員。京都大学卒業、東京大学大学院修了、学術博士。京都を拠点に、歴史文化を現代社会の中で機能させる実践に取り組む。京菓子展や曲水の宴、斎し勧進能の再興など、文化資源を再編集し、社会との関係をひらく事業を手がけてきた。著薔に『京都かがみ』(エムディエヌコーポレーション)、監修に『京都二条城と寛永文化』(青幻舎)ほか。寛永行幸400年祭事業打の発案者・発起人として、全体を統括する。
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主催・お問い合わせ先
寛永行幸四百年祭実行委員会
事務局:京都府文化生活部文化政策室 京都市上京区下立売通新町西入